怪物(2023年の映画)の感想や見どころ

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是枝裕和監督×安藤サクラ主演の話題作「怪物」


タイトル 怪物
製作年/製作国 2023年/日本
劇場公開日(日本) 2023年6月2日
配給 東宝、ギャガ
監督 是枝裕和
脚本 坂元裕二
キャスト
(出演者)
安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、田中裕子、高畑充希、中村獅童、角田晃広、黒田大輔、森岡龍、北浦愛、野呂佳代
収録時間 125分
動画配信サービス ユーネクスト

DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星3つ

映画の見どころ
「万引き家族」や「そして父になる」など数々の話題作を手掛けてきた是枝裕和監督が、「花束みたいな恋をした」などの大ヒット作で知られる脚本家・坂元裕二とタッグを組み作り上げた2023年のヒューマン・サスペンス映画。

小学校で起きたある出来事が、教師や親たちを巻き込む大事に発展。親と教師、そして子供たちのそれぞれの視点でストーリーが描かれており、少しずつ真実が明らかになっていきます。

”怪物”とは、一体何なのか。現代社会の在り方について考えらせられる作品です。

映画賞

第47回 日本アカデミー賞(2024年):最優秀主演女優賞 安藤サクラ

第76回 カンヌ国際映画祭(2023年):コンペティション部門 脚本賞 坂元裕二

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映画「怪物」の冒頭のあらすじ

ある日の夜、長野県諏訪市の大きな雑居ビルで、火災が発生。消防車が駆け付け、町は騒然としていた。

マンションの住むシングルマザーの麦野早織(安藤サクラ)は、小学生の息子・湊(黒川想矢)と一緒にベランダから火災の状況を眺めている。

次の瞬間、 湊は突然「豚の脳を移植した人は、人間?」と聞いてきた。

一体どういうことなのか早織が問いただすと、湊は担任の保利道敏先生(永山瑛太)が、そんなことを言っていたと答える。

夫を事故で失った早織は、近所のクリーニング店に勤務している。

毎日忙しく働きながら、一人で湊を育てている。

この日以降、湊はいつも通りに小学校に通っていったが、少しずつ異変が起きていた。

スニーカーの片方を無くして帰ってきたり、急にハサミで自分の髪の毛を切り出したりしていた。

またお茶を入れた水筒からは、泥水が出てきたこともある。

ある日の夜、湊はなかなか家に帰ってこなかった。

心配が募った早織は、車に乗って湊を探し回る。

すると草木が生い茂る鉄道跡の小道で、湊の自転車を発見。彼はトンネルの中にいて「怪物 だーれだ」と大きな声を出していた。

早織はすぐに湊を車に乗せて、自宅に帰ろうとした。

しかし次の瞬間、湊は走行中の車から突然飛び出してしまい・・・。

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怪物の正体とは何なのか。人間の在り方を考えさせられる映画

劇場公開時に大きな話題を集めた作品であり、ユーネクストでの配信がスタートしてからすぐに鑑賞してみたのですが・・・。

人間社会の大きな問題について考えさせられる、とても濃厚な映画でした。

物語は、ある一人の小学生の”異変”からスタートします。

学校で間違いなく何かがあったのですが、最初の30〜40分ぐらいは母親の視点で描かれているため、事の真相が全くわかりません。

次に同じ時系列で教師目線の映像を、そして最後に子供目線の映像が流され、事の真相が明らかになっていきます。

見る側の視点によってここまで善悪が変わってしまうことも、大きな衝撃でしたね。

ちなみに各大手映画サイトの平均評価は、下記のようになっていました。

各映画サイトの平均評価

Yahoo!検索:3.8 / 5(2,592件)

映画.com:4.0 / 5(804件)

ラストはファンタジックな感じで終わっており、2人の子供たちが一体どうなったのかも気になります。

はっきりと結末が描かれていないので、私たちの想いにゆだねる感じですね。

今回の映画「怪物」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。(記事執筆日:2024年3月11日)

ユーネクストの公式サイトはこちら



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